【paiza問題集解説】メニュー

球数制限

n, k = map(int, input().split())
m = sum(int(input()) for _ in range(n))

print('Yes' if m < k else 'No')

リスト内包表記で入力するのと同様に、 sum() 関数の引数に内包表記で書くこともできます。list() が sum() になったと見ればわかるかと思います。

最大イニング

例１

k = int(input())

ball = 0
for i in range(1, 10):
    m = int(input())
    
    if ball + m > k:
        ball += m
        break

if i == 9:
    print('Yes')
else:
    print(i)

例２

k = int(input())

ball = 0
for i in range(1, 10):
    m = int(input())
    
    if (ball:=ball + m) > k:
        break

print('Yes' if i == 9 else i)

例１、例２共通して言えるのが、文で使った変数 i は、ループを抜けても値が残っているという点です。その i を最後の出力時の判定にも用いています。

問題文の最後の一行にある条件は、用いる比較演算子で解決できます。

６イニングでぴったり投げきった時

> で比較した時: 次のループに移り、i が 7 になってから break します。
>= で比較した時: ぴったりなので、i が 6 の時点で break してしまいます。

例２で使われている := の意味は「３章補足 - :=」で知ることができます。

ロボットの移動

x, y = map(int, input().split())
print(abs(x) + abs(y))

(0, 0) を中心としているので、マイナスの値(負数)になったとしても移動ステップ数は変わりません。

３ステップ -3 ← 0 → 3 ３ステップ

x も y も絶対値にしてしまいましょう。

最大の差

points = [int(input()) for _ in range(5)]
print(max(points) - min(points))

max() 関数と min() 関数に引数にあてるため、入力はリストにして受け取ります。そして最大値から最小値を引いた数を求めればOK👌。

中央値

points = [int(input()) for _ in range(5)]
print(sorted(points)[2])

ソートして真ん中の要素番号を指定すればOK👌。要素数が奇数なので、必ず中央があります。変数にすると、

n = 5  # 必ず奇数であることが条件
points = [int(input()) for _ in range(n)]
print(sorted(points)[n//2])  # 5//2 = 2

と書けます。

採点

例１

n = int(input())

point = 0
for _ in range(n):
    m = input()
    
    if m == 'correct':
        point += 2
    elif m == 'incorrect':
        point -= 1

print(point)

例２

n = int(input())
m = [input() for _ in range(n)]

point = 0
for result in m:
    if result == 'correct':
        point += 2
    elif result == 'incorrect':
        point -= 1

print(point)

例３

n = int(input())
m = [input() for _ in range(n)]
scoring_list = {'correct': 2, 'incorrect': -1,'no_answer': 0}

point = sum(scoring_list[result] for result in m)
print(point)

例１は個別に読み込んで採点しています。

例２は入力をリストに全て読み込んでから採点しています。

例３は解答結果とそれに関係した点数を辞書にして、 sum() 関数で合計点を算出しています。