学ぶというより、ただ知ってほしい
最近の「プログラミング」は数学が付き物です。
しかし昔は数学の「す」の字すら意識することはありませんでした。
ただ、「計算する」「図形を描く」「文字を映す」それらを組み合わせて簡単なことをしていただけだからです。
私が初めてパソコンを触ったのが小学三年生。まだ9歳でした。
勉強が得意ではない私が雑誌に載っていたたくさんのプログラムをパソコンに打ち込んで、遊んで、改造してを繰り返していくうちにいつのまにかプログラムがふつうに読めるようになっていました。
英語も少し読めるようになっていました。
時代とともにコンピュータの性能が飛躍的に上がり、IT社会にまで変貌して、もう今さらド素人がついていけないのはしかたのないことです。
「パソコンは 一年経ったら ただの箱」とか言ってた TVCM もありました。その通りでした。
しかし義務教育と同じで、基本的に学ぶべきことは今も昔も変わっていません。
昔と現在の間にあるものは何か。それは「ソフトウェア(アプリ)」です。
昔は絵をプログラムで描いていました。本当です。
マウスなんてものは無く、すべてキーボードでこなしていました。本当です。
ネットも無いので、無いものは全部店で買うか自分で作るかしかありませんでした。
無いものは無いなりになんとかして使いこなしていたのですが、それはまだパソコンでできることが非常に限られていたからまだやれていたのです。
現在はなにもかもがありすぎて、何をするにも何がどうなっていて、ネットで調べてみたら一発目から知らない言葉が出てきて「無理・・・」と挫けてしまいます。
でもだからといってあきらめていい口実にはなりません。
「入社しても先輩たちのほうが仕事ができるのだから、今さら頑張って追いつこうって言ったって無理」と言って就職活動すらしないなんてことは考えないでしょう。
何をするにしても、初めにすることは同じです。いつ始めても皆、基本を知る事から始めます。
これから「昔から変わらない基本」を1章で学んでいきます。
これらは私の経験則でまとめた「最低限これらがわかればあとはなんとかなる」くらいの内容となっています。
サバイバルツールみたいですね。
学校で例えれば、小学1年生から小学6年生くらいの難易度です。
※ 内容は中学1年生くらいのものですが・・・。1章を全部読んで、6割以上はわかった気になれれば無事卒業です。それで構いません。
1章は読むだけでもそれなりにわかった気になれる内容になっています。
まずは読んでみてください!